Andrius Sytas
[ビリニュス 18日 ロイター] - リトアニアで18日、米スペースXの衛星通信網「スターリンク」基地局への放火未遂事件が発生し、同国の国家危機管理センター(NCMC)はウクライナの軍事能力低下を狙ったロシア関連の破壊工作とみていると明らかにした。
NCMCのビルマンタス・ビトカウスカス所長によると、18日午前2時ごろに何者かが首都ビリニュス郊外のスターリンク基地局に放火を試みたという。火はすぐに消し止められ、物的被害は軽微だった。
ビトカウスカス氏は記者団に「通常の放火事件ではなく、破壊工作だったと認識している」との語り、ブルガリアとポーランドで先に発生したスターリンク施設への放火事件と関連していると説明。「一連の事件は、スターリンクを妨害し、ウクライナの作戦の成否に影響を及ぼそうとするロシアの試みの一環だ」とし、「標的はウクライナだ」と述べた。
報道によると、ブルガリアでも10日、国内の複数のスターリンクのアンテナへの放火事件が発生。また、ポーランドでは9月にスターリンク施設で火災があり、電源設備と予備発電機が損傷した。