ソウル株式市場は急落して引けた。中国のメモリー半導体競争の激化や人工知能(AI)関連株からの資金引き揚げへの懸念からハイテク株が売られ、プログラム取引を一時制限する「サイドカー」が発動された。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日比5.46%安で引けた。取引時間中には一時7.4%下落した。2024年9月以降で最長となる5日続落となった。
KOSPI200先物指数が51.20ポイント(5.08%)安の955.02まで下落したことを受け、韓国取引所は現地時間午前9時47分にプログラム売り注文を5分間停止した。
売りが広がったのは、米メモリー半導体大手マイクロン・テクノロジーが前日の米市場で下落したためだ。中国の競合、長鑫存儲技術(CXMT)が急速に技術を進展させているとの報道が背景にある。
BNPパリバ・アセット・マネジメントのアナリスト、ソン・ジェ氏は「2つの懸念で下落しだ。中国の競争激化がメモリーの価格決定力を脅かしていること、投資家が過度に積み上がったAI関連の持ち高を解消していることだ」と指摘。「今回の売りは、AIの基本的な需要が突然悪化したというより、期待値が大幅にリセットされたことを反映している」と述べた。
李在明大統領が追加利上げは避けられない公算が大きいとの考えを示したことで、投資家心理は一段と冷え込んだ。
半導体大手サムスン電子は7.39%、同業のSKハイニックスは10.09%それぞれ下落した。
売買された全916銘柄のうち、168銘柄が上昇、726銘柄が下落した。
外国人投資家は4兆2588億ウォンの売り越しだった。
シドニー株式市場は序盤の下げを取り戻し、横ばいで引けた。世界的な人工知能(AI)関連株高の持続性に対する疑念が強まるなか、ハイテク株や鉱業株が下げたが銀行株が買われ。
S&P/ASX200指数は取引の大半をマイナス圏で推移した。
四大銀行は直近の下落からの反発で1.3─2.3%高。金融株指数は1.4%上昇し、9月7日以来の高値で引けた。四大銀行は月内に決算を発表する予定で、高水準の借り入れコストや住宅ローンの鈍化、家計への圧迫がマージンや収益性にどう影響するか注視されている。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)の9月理事会議事要旨では、理事会が全会一致で15年ぶり高水準となる利上げを支持したことが明らかになった。同時に、インフレが想定より長期にわたり高止まりする可能性に懸念を示した。
競争の激化や債務負担の増大、中東情勢の緊張を背景に、世界的なAI関連株高の持続性が疑問視されアジア市場でハイテク株が下落、オーストラリア市場にも波及した。
鉱業株指数は2.2%下落。BHPが1.8%、リオ・ティントが2.4%それぞれ下落した。BHPとリオはいずれも、データセンター拡張に不可欠な金属である銅へのエクスポージャーを拡大しており、AIのテーマとの結びつきを強めている。
ジェネレート・インベストメント・マネジメントのインベストメントスペシャリスト、グレッグ・スミス氏は「銅は今年、AIとデータセンター投資ブームの大きな恩恵を受けてきた。BHPやリオの銅へのエクスポージャーが拡大する中、アジアのハイテク株の弱さが資源セクターにも波及する可能性は十分ある」と述べた。
ハイテク株指数は4.4%下落し、構成銘柄全てがマイナス圏となった。防衛テクノロジーのエルサイトは11.8%下げた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
中国 上海総合指数 3800. + + 3760. 3822. 3741.
8644 3.622 0.10 7988 1050 5262
0
前営業日終値 3797.
2424
中国 CSI300指 4275. -12.3 -0.29 4236. 4310. 4216.
数 680 00 949 333 860
前営業日終値 4287.
980
香港 ハンセン指数 24345 +74.0 +0.30 24172 24345 23987
.22 2 .09 .22 .77
前営業日終値 24271
.20
香港 ハンセン中国株 8174. +6.15 +0.08 8136. 8174. 8054.
指数 72 41 72 05
前営業日終値 8168.
57
韓国 総合株価指数 6035. -348. -5.46 6186. 6198. 5911.
35 89 08 46 11
前営業日終値 6384.
24
台湾 加権指数 48341 -960. -1.95 49126 49126 48066
.31 65 .27 .27 .36
前営業日終値 49301
.96
豪 S&P/ASX 8783. +0.70 +0.01 8783. 8800. 8738.
指数 90 20 70 80
前営業日終値 8783.
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