[パリ 12日 ロイター] - 調査会社トルナ・ハリス・インタラクティブが12日発表した2027年フランス大統領選の世論調査で、極右政党「国民連合(RN)」の実質的な指導者マリーヌ・ルペン氏と、極‌左政党「不屈のフランス(LFI)」を率いるジャンリュック・メランション氏が他の候補者に対するリードを広げた。

想定されるあらゆるシナリオでもルペン氏とメランション氏が決選投票に進み、一騎打ちになるとの見通しが示された。マクロン大統領の退任を控え、フランスで左右の二極化が進んでいることを浮き彫りにする結果となった。

・今月5日から8日にかけて実施された世論調査では、ルペン氏が想定されたシナリオに応じて35―37%の得票率で第1回投票を首位で通過する見通しとなった。9月実施された同様の世論調査での得票率は33―36%だった。

・メランション氏は調査対象となった5つのシナリオのいずれでも決選投票に進むとの結果が示された。9月に実施された同様の世論調査では、5つのシナリオのうち2つでは3位にとどまるとの結果が出ていた。

・決選投票ではルペン氏がメランション氏に大勝するとみられている。

・17年に就任したマクロン大統領の2期目が27年5月に終わるのを控え、支持率が低迷している。政治的中道層が空洞化し、経済が脆弱なことは、強硬姿勢を掲げる政党のRNやLFIにとって追い風となっている。

・メランション氏は12年、17年、22年の3回にわたって大統領選に出馬したが、決選投票に進んだことは一度もない。ルペン氏も同じ3回に出馬しており、うち17年と22年には決選投票に進出したもののマクロン氏に敗れた。

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