[サンパウロ 9日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が9日発表した9月の消費者​物価指数(IPCA)は前年同月比4.58%上昇した。‌ 物価上昇圧力が経済全般に広がり、食料品価格も再び上昇に転じたため予想以上に加速し、中央銀行の目標上限を上回った。

伸び率は市場予想が4.50%、8月実績が4.22%だった。

• 前月比では0.82%上昇。こちらも市場予想の0.73%上昇を上回った。

• IBGEによると、調査対象となった9つのグループ全てで9月は上昇を示した。特に注目される食品・飲料価格は3カ月連続の下落を経て0.83%上昇した。

• ブラジル中銀はインフレ率の目標範囲を3%プラスマイナス1.5%ポイントとしている。

• パンテオン・マクロエコノミクスのラテンアメリカ担当チーフエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は、最近の食料価格の反転上昇や通貨安の進行は、利下げペースの加速に逆風となる要因であり、金融緩和サイクルを加速させるには、サービス部門およびコアインフレ率のさらなる低下が必要だと述べた。

• 9月に政策金利を5会合連続で引き下げた中銀は、ブラジル大統領選の決選投票から1週間余り後の11月3─4日に会合を開く予定。

• 消費者物価と高い借入コストは選挙戦の主要な争点となっている。

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