Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 9日 ロイター] - 米デルタ航空は9日、通期の利益予想を中央値で約25%引き下げた。旅行需要は堅調で航空券価格も上昇したが、燃料費の急増を補い切れなかった。

デルタは年間燃料費が前年より約60億ドル増えると見込む。第3・四半期の燃料費は前年同期比62%増の41億ドルとなり、7月時点の想定を5億ドル超上回った。

エリック・スネル最高財務責任者(CFO)は記者団から利益予想引き下げの理由を問われ、「燃料が全てだ」と述べた。夏以降、原油と精製後のジェット燃料の両方が値上がりしたと指摘した。

通期の調整後1株利益予想は5.10─5.60ドルとし、7月時点の6.50─7.50ドルから引き下げた。新たな中央値の5.35ドルは、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の5.46ドルを下回る。2026年の調整後税引き前利益は45億ドルを見込む。

第3・四半期決算は、調整後1株利益が1.72ドルと、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の1.76ドルをわずかに下回った。調整後営業利益率は11.1%から9.4%に低下した。

デルタは需要が引き続き堅調だとしている。スネル氏によると、第4・四半期分は既に60%近くが予約済みで、売上高は前年同期比約20%増を見込む。

第4・四半期の調整後1株利益は1.15─1.65ドルを見込む。中央値の1.40ドルは、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の1.39ドルとほぼ一致した。

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