[ソウル 7日 ロイター] - 韓国大統領府は7日、ロシアが韓国の港から石油製品を輸入したとするウクライナの報道を否定し、その非難は不適切だと述べた。
ウクライナの制裁担当最高責任者は6日、ロシアの石油精製所へのドローン攻撃で引き起こされた燃料危機の影響がこうした韓国からの輸入で緩和されたと述べた。
英紙ガーディアンは先に、港湾記録や船舶追跡データをもとに、英国や欧州連合(EU)の制裁対象となっている船舶を含む7隻のタンカーに、韓国の港で燃料が積み込まれていたと報じた。
韓国大統領府は、ロシアによるウクライナ侵攻以来、韓国が「国際社会と緊密に連携し、ロシアに対する制裁および輸出管理を一貫して実施してきた」と表明した。
さらに、韓国当局は事実関係を精査し、輸出管理上の問題がないか確認しており、問題が確認されれば必要な措置を講じるとした。
ウクライナと韓国の関係は、先月にゼレンスキー大統領が北朝鮮兵の捕虜2人の韓国への移送を公表したことをきっかけに緊張状態にある。韓国政府は、この移送は秘密裏に行われるはずだったと説明した。
ウクライナ外務省の報道官は7日、記者団に対し、この対立は「機密保持に関する合意の解釈の違い」に起因しているとし、問題解決に向けて非公開の外交ルートを通じて精力的な取り組みが進められていると述べた。