Diana Novak Jones

[7日 ロイター] - 米南部フロリダ州のウスマイヤー司法長官は7日、米メタ・プラットフォームズの交流サイト(SNS)「インスタグラム」と「フェイスブック」(FB)に対し、10代の利用者向けに保護措置を講じることを求めて同州パスコ郡の裁判所に仮処分申請した。州内の14歳未満の住民がアクセスした場合には利用できなくすることや、10代の利用者に対して全体の1日当たりの利用時間を2時間に制限すること、自動再生や無限のスクロールなどの機能を無効にすることを義務付けるように求めている。

訴状によると、これらの変更を直ちに実施し、係争中も適用するよう訴えている。

メタは8月、10代の利用などを巡る訴訟で米48州および首都ワシントンと和解し、最大で180億ドルを支払うとともに、10代の利用者向けに改善策を講じることで合意した。フロリダ州は和解に加わっておらず、メタの広報担当者は「フロリダ州司法長官は税金を活用して保護者に権限を与え、10代の若者を保護するようユーチューブやTikTok(ティックトック)に働きかけるべきだ。訴訟が始まって数年間が経過した今、司法長官が根拠のない仮処分申請を選んだことを遺憾に思う」とコメントした。

フロリダ州は裁判所への提出書類で、和解について「単なるお仕置きに過ぎず、皮肉にもビジネス上のコストと見なされるだろう。いずれにせよ、今後この種の行為を防ぐことはできなくなる」と批判した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。