[6日 ロイター] - 米ウーバー・テクノロジーズは6日、米ケータリング注文プラットフォームのezCater(イージーケーター)を買収すると発表した。買収額は23億ドルで全額現金で取得する。最も成長が速い配達事業を強化する。
ウーバーは7月にも、中国以外で世界最大の料理宅配グループとなることを目指し、独デリバリーヒーローを148億ドルで買収することで合意していた。
2007年設立のイージーケーターは、企業が社内イベントや会議、職場での食事向けにケータリング業者から料理を注文できるサービスを提供する。ウーバーによると、過去12カ月間の総予約額は25億ドルを超える。
今回の買収を受け、イージーケーターのケータリング事業に、ウーバーイーツの飲食店ネットワークと、ウーバー・フォー・ビジネスの法人顧客基盤を組み合わせるという。
アナリストによると、ウーバーイーツは世界各国に展開しているものの、米国の料理宅配市場ではドアダッシュが大半のシェアを握る。イージーケーター買収で、ウーバーがその差を縮めると見込まれている。
ローゼンブラットのアナリスト、スコット・デビット氏は、今回の買収により、企業が費用を負担する高額の団体向け注文を柱とする新たな事業が加わり、ウーバーの法人向け事業が拡大すると指摘した。同事業の第2・四半期の総予約額は40%超増加した。
買収には規制当局の承認が必要で、今後数カ月以内の完了を見込んでいる。