[ロンドン/ソウル 6日 ロイター] - ウクライナのブラシウク大統領顧問(制裁政策担当)は6日、ロシアが7─8月に韓国の港から17万6000トン超の石油製品を輸入し、ウクライナによるロシア製油所へのドローン(無人機)攻撃で生じた燃料危機の影響が緩和されたと述べた。

韓国からの供給は8月のロシアの燃料輸入の31%を占めたという。同氏は西側の制裁対象タンカーを含む船舶が輸送に使われたとする報道に基づくとした。

ブラシウク氏は「これらの輸送は、ウクライナによるロシア製油所への攻撃で処理量が減少し、ロシア国内で燃料不足が生じていたタイミングで始まった」とフェイスブックに投稿した。

韓国とウクライナは、ゼレンスキー大統領が9月に北朝鮮兵捕虜2人の韓国への移送を公表したことをきっかけに、外交上の対立を深めている。

ブラシウク氏は「入手可能なデータ」や「報道」を根拠に挙げ、「事実上、韓国からの輸入はロシアが自国の精製能力を失った影響を補う助けとなった」と述べた。

英紙ガーディアンは6日、港湾記録と船舶追跡データを分析した結果、問題の石油製品が韓国の港湾でタンカー7隻に積み込まれたことが判明したとし、そのうち数隻は英国と欧州連合(EU)の制裁対象となっていると報じた。

ブラシウク氏が示した数量は、ガーディアンの報道と同じだった。

韓国外務省はガーディアンの記事に対し、「韓国政府は、ウクライナでの戦争を終結させ、平和的な復興を実現するための国際的な取り組みを支持し、積極的に参加している」と表明した。

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