Makiko Yamazaki Takaya Yamaguchi

[東京 6日 ロイター] - 自民党の中西健治議員は6日、国債発行全体に占める個人向け販売を「桁違い」に拡大する必要があると述べた。税優遇を含む商品設計の見直しを通じ、国債消化の柱のひとつに据える考えを強調した。ロイターとのインタビューで語った。

財務省が6日発表した10月発行分の個人向け国債(10年変動、5年固定、3年固定)は1兆0251億円だった。

年度ベースでは累計6兆1641億円となり、当初計画(5兆9000億円)をすでに上回った。過去最大だった25年度(7兆2712億円)を上回るペースにある。

ただ、中西氏は「もっと買ってもらえる余地はある」と強調。「そのための後押しは必要」との考えを述べた。

日銀が国債買い入れを減らす中、2000兆円を超える家計の金融資産​をどう取り込むかは、今後の財政運営を占う試金石となる。金利上昇に伴う個人向け国債の売れ行きは好調だが、保有比率は依然として低い。

中西氏はインタビューで、税優遇を含む商品設計の見直しにも言及。利回り曲線が傾斜化し、超長期債利回りが「魅力的な水準になってきている。(10年を超える)長いものも、あったらいい」としている。

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