[パリ 6日 ロイター] - フランスのレスキュール経済・財務相は6日、同国の国債市場の混乱について、資金調達環境の安定に向けて欧州中央銀行(ECB)の伝達保護措置(TPI)の活用を検討する段階には至っていないとの認識を示した。
記者団に「もちろん何としてもそうした事態を避けることが目標だ。だからこそ現在、財政健全化を重視している」と語った。
TPIは市場の圧力に直面したユーロ加盟国の国債を、健全な経済政策の維持を条件に買い入れる制度。
レスキュール氏は「信認の低下によって投資家が仏国債を売っているのではなく、買い手が減っている 」との見方を示した。
仏国債市場の混乱がユーロへの不信につながっている兆候は見られないと指摘した。足元の世界的な売りの中でも、ドイツ国債のパフォーマンスは最も良好な部類に入ると述べた。