Hiroko Hamada
[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比1.05%(737円12銭)高の7万0683円98銭で取引を終えた。前日上昇した反動でマイナスに沈む場面もあったが、原油安などを背景にしっかりの展開が続いた。企業決算シーズンを前に業績期待も意識され、一部の半導体関連株や電子部品関連株が買われた。
日経平均は前営業日比0.01%高でスタートした後、一時小幅安に転じたが、その後はすぐに切り返しプラス圏で推移した。寄与度の高い一部の半導体関連や電子部品関連、主力株の一角が堅調で相場を押し上げた。個別材料を手掛かりにした物色も活発だった。
後場に入ると日経平均は一段高となり、終盤に一時1.22%(851円)高の7万0798円62銭まで上昇。プライム市場では8割近くの銘柄が上昇するなど、相場全体が底堅い地合いとなった。TOPIXもしっかりだった。
マネックス証券のチーフ・マーケット・アナリスト、吉野貴晶氏は「米雇用統計が弱い結果となり、米国の早期利上げ観測が後退したという材料でここまで株価が上昇するのは意外感もある」と指摘。「相場の底堅さは維持されているものの、さらに上方向を試すためには別の材料が必要になる」とみている。
TOPIXは0.92%高の4183.56ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.92%高の2157.09ポイント。プライム市場の売買代金は7兆3048億2700万円だった。東証33業種では、非鉄金属、精密機器、銀行など30業種が値上がり。情報・通信、建設、空運は値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が続伸し、1.41%高の823.71ポイントだった。
個別では、アドバンテストは連日の上場来高値。TDK、太陽誘電、フジクラは大幅高だった。企業などへの不正アクセスが頻発する中、セグエグループ、ソリトンシステムズなどサイバーセキュリティ関連も上昇。キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループは軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1153銘柄(74%)、値下がりは349銘柄(22%)、変わらずは50銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 70683.98 +737.12 69954.61 69,813.16
─70,798.62
TOPIX 4183.56 +38.34 4162.26 4,150.68─
4,190.04
プライム市場指数 2157.09 +19.76 2146.26 2,140.23─
2,160.44
スタンダード市場指数 1741.91 +7.88 1735.05 1,730.94─
1,742.69
グロース市場指数 1047.50 +13.06 1037.16 1,037.06─
1,054.13
グロース250指数 823.71 +11.47 814.65 814.53─82
9.23
東証出来高(万株) 213700 東証売買代金(億 73048.27
円)