Michael S. Derby
[2日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は2日、9月の米雇用統計は最近の雇用情勢と整合的との認識を示した上で、今後の金融政策を決めるまでにはまだ時間があると述べた。
ハマック氏は米公共放送PBSの番組「ニュースアワー」のインタビューで、「過去12カ月は平均で毎月4万1000人の雇用が生まれている。これは私が推計する(雇用セクターの)ブレークイーブンとおおむね一致する」と述べ、労働市場が安定的に推移していることを示唆するとした。
米連邦準備理事会(FRB)の金融政策対応については、「月末の会合までに、さらに多くの情報が得られる。2つの責務を確実に果たせるよう、適切な政策スタンスを決める時間は十分にある」と語った。
FRBは先月、約3年ぶりに0.25%ポイントの利上げを決定した。ハマック氏は、早い段階から利上げを支持してきた。
今週、複数のFRB高官が、追加利上げの前にデータを見極める時間があるとの認識を示した。また9月の雇用統計発表後、10月27─28日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が後退し、CMEのフェドウオッチでは据え置きの確率が86%となっている。