[1日 ロイター] - 東アフリカに位置するエチオピアは1日、隣国エリトリアにある自国大使館の閉鎖を決定し、エリトリアの外交官10人を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」と宣言し、48時間以内にエチオピアから退去するよう命じた。エリトリア側もエチオピアとの外交関係を断絶した。
エチオピアは政府軍と戦闘を続けているティグレ人民解放戦線 (TPLF)率いる反政府連合をエリトリア、スーダン、エジプトが支援していると非難。3カ国はこの非難を否定している。
エチオピア政府はまた、1人のエジプト人外交官をペルソナ・ノン・グラータに指定し、48時間以内の出国を命じた。関係筋が明らかにした。
エジプト政府系メディアによると、エジプト側もこれに対し、エジプトにあるエチオピア大使館の参事官をペルソナ・ノン・グラータに指定し、48時間以内の出国を命じた。エジプト政府高官は、エチオピアによるエジプト人外交官への措置を「遺憾」かつ不当だと述べ、エジプトは他国の内政への干渉を一貫して拒否してきたと語った。
エジプト外務省の報道官はロイターに対し、エジプト側の措置は正当だと主張。「相互主義は外交の通貨だ」と述べた。
一方、アフリカ連合(AU)は、エチオピア、エリトリア、エジプトの3カ国に対し自制を求めた。