[1日 ロイター] - LSEGのIBESが1日公表したデータによると、アナリストは欧州主要企業の第3・四半期利益が前年同期比19.4%増になると予想している。主にエネルギー部門がけん引するものの、増益率は第2・四半期から鈍化する見通しだ。
エネルギー部門を除くSTOXX欧州600種指数構成企業の増益率は9.9%となる見込み。景気循環型消費財メーカーの伸びが最も大きく、テクノロジー部門がこれに続くとみられている。アナリストはテクノロジー部門の増益率予想を7月時点の13.1%から23.8%に引き上げた。
• エネルギー部門は98.6%の増益が見込まれているが、第2・四半期の138.6%から伸びが鈍化する見通し。
• 同部門の高い増益率を支えているのは燃料価格だ。北海ブレント価格は9月に約14%上昇し、ディーゼル燃料(軽油)の精製マージンは過去最高を記録した。
• 不動産部門は前年同期比71.4%の減益と、最も大幅な落ち込みが予想されている。
• STOXX欧州600種構成企業の売上高は10.6%増、エネルギー部門を除くと4.3%増となる見通し。4部門で減収が見込まれている。
• 指数構成企業で最初に決算を発表したスウェーデンのファッション小売大手H&Mは、一時的な米関税の還付により利益が予想を上回ったものの、売上高は伸び悩んだ。
• アナリストは指数構成企業の第4・四半期については35.1%の増益を予想している。ただ、同指数は債券利回りの上昇を受け、四半期初日に1.3%下落した。