Kyu-seok Shim

[ソウル 2日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は2日、ウクライナが北朝鮮兵2人の移送について秘密保持で合意していたことを認め、謝罪しなければ、追加措置を取ると警告した。具体的な内容には踏み込まなかった。

李氏はXへの投稿で「事実を認め、公に謝罪することを拒み続けるなら、われわれは追加措置を取る」と述べた。

また、韓国と北朝鮮の間で軍事衝突が差し迫っているとするウクライナ側の発言について、朝鮮半島での戦争をあおるものだとして「深い遺憾」を表明した。

ウクライナのゼレンスキー大統領が9月の国連総会で、ロシア側で戦っていた際に捕虜となった北朝鮮兵2人を韓国に移送したと公表して以降、韓国とウクライナの間では外交上の対立が続いている。

韓国は、兵士の身の安全を守るため移送を非公開にするという合意にウクライナが違反したと非難。一方、ウクライナ当局者はそうした合意は存在しないと主張している。

韓国統一研究院のチョ・ハンボム上級研究員は、追加措置が取られる場合、人道・財政・復興支援など、韓国が既にウクライナに提供している支援に関するものになる可能性が最も高いと指摘。「ウクライナは韓国から支援を受けているため、韓国よりも失うものが大きい」と述べた。

韓国は2022年のロシアによる侵攻以降、ウクライナに人道・財政支援を提供しており、今年7月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の際には、殺傷力のある兵器を含まない支援として1億ドルの追加拠出を表明した。

チョ氏は一方で「対立が長引けばどちらの利益にもならない」と述べ、韓国は北朝鮮の軍事活動に関する情報をウクライナに依存していると指摘した。

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