Hiroko Hamada

[東京 2日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比0.91%(630円00銭)安の6万8326円72銭となった。前日までの大幅高の反動で利益確定売りが優勢となり、指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連株や主力株が下落。日経平均は一時1%超安となった。一方、今晩の米雇用統計公表を控え様子見姿勢も広がり、前場終盤にかけてはもみ合いが続いた。

・日経平均は前営業日比0.93%安でスタートした後、一時1.2%(824円)安の6万8132円16銭まで下落。その後は6万8400円を軸にもみ合い。

・前日に買われたAI(人工知能)・半導体関連株や主力銘柄の一角が軟調。寄与度の大きいソフトバンクグループは5%超安。プライム市場では8割超の銘柄が下落し、全体的に売りが先行。

・米国が中東に部隊と空母を増派するとの報道などを受けて、原油価格が上昇。日本企業の業績懸念につながり、相場の重しに。

・物色面では電線株が堅調。光ファイバー関連の企業群が資金調達や長期契約の締結を発表し、先々の需要拡大を好感する買いが入ったとの見方も。その他、SaaS(ソフトウエア・ア⁠ズ・ア・サービス)​関連株も上昇。

・TOPIXは1.03%安の4089.26ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆0987億8200万円。

・東証33業種では、非鉄金属、鉱業、石油・石炭製品など4業種が値上がり。証券、商品先物取引、輸送用機器、情報・通信など29業種は値下がりした。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが203銘柄(13%)、値下がりは1326銘柄(85%)、変わらずは23銘柄(1%)。

<岩井コスモ証券 投資調査部フェロー 有沢正一氏>

「きょうは半導体関連株で利益確定売りが出ているが、売りをこなした後は再びしっかりした展開を想定。特に決算シーズンに入れば、業績を手掛かりに上方向を試す動きになるとみている」

「物色面では、引き続きAI関連株や金融株に注目。この2つが循環して買われる相場展開を見込む」

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