Helen Clark

[パース 2日 ロイター] - 2日アジア時間の原油先物は小幅に上昇している。中国が燃料輸出を停止したほか、米国が中東に部隊と空母を追加派遣すると米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。一方、米国は欧州に軽油の緊急備蓄の放出拡大を働きかけており、市場は供給を巡る強弱材料を見極めようとしている。

北海ブレント先物は0022GMT(日本時間午前9時22分)時点で0.29ドル(0.28%)高の1バレル=102.60ドル。米WTI先物は0.27ドル(0.29%)高の93.14ドル。

前日はWSJの報道と中国の輸出停止のニュースを受け、世界的な燃料不足が深刻化するとの懸念から北海ブレント先物が4ドル超、WTIは2ドル超、それぞれ上昇していた。

KCMトレードのチーフアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「市場は今週、 強弱入り交じった材料を精査している」とし、前日の急伸を受けてきょうは「一息ついている」にすぎないと述べた。

WSJは、トランプ米大統領が米中間選挙後のイラン攻撃再開を検討する中、米国が中東に3隻目の空母と最大1万人の追加部隊を派遣すると報じた。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「今、私は決断しなければならない。彼らは極めて公正な合意に署名するか、さもなければ、もはや存在しなくなる」と語った。

中国の製油各社が10月の石油製品輸出を停止したとの報道も供給懸念を強めた。

一方、関係筋によると、米国はドイツとフランスに対し、世界的な燃料価格高騰の緩和に向け緊急用軽油備蓄の放出を求め、応じない場合は軽油輸出の禁止措置が講じられる可能性があると伝えた。

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