Georgina McCartney

[ヒューストン 30日 ロイター] - 米ダラス連邦準備銀行が30日公表した調査報告によると、テキサス、ルイジアナ、ニューメキシコの主要産油州における2026年第3・四半期の石油・ガス生産量は増加した。ただ生産者の間では、記録的な高値圏にある石油価格が持続するかどうかを懸念する声が出ている。

米国とイスラエルによる対イラン戦争が2月に始まって以来の原油価格高騰を受け、生産者は掘削活動を拡大してきた。しかし一部の生産者は、追加生産を正当化できるほど高値が長期にわたって続くのかについて警戒感を強めている。

第3・四半期の米原油価格は、戦争の影響が中東の他国にも及んだ状況を背景に、1バレル当たり100ドル近辺に上昇する場面もあった。戦争は世界的な供給網に混乱をもたらし、地域の生産を妨げるとともに、海上輸送ルートを阻害している。

ダラス連銀のクナル・パテル上級ビジネスエコノミストは「将来がどのような状況になるのかは不確実であり、その大部分は価格変動の大きさに起因していると思う」と述べた。調査によると、探鉱・生産(E&P)企業の間で不確実性指数は第3・四半期に上昇した。

あるE&P企業の回答者は「この世界的な紛争と、それが商品市場に与える影響がここまで進むと、2026年末までの期間や27年の状況を予測するのは難しい」と話した。

回答者は平均すると、26年末時点の米国産標準油種(WTI)価格を1バレル=88ドルと予想した。ただ予想レンジは70-126ドルと幅広かった。またヘンリーハブ天然ガス価格は100万英国熱量単位(MMBtu)当たり3.29ドルになると見込んでいる。

別の回答者は「もっと変動の少ない市場であれば好ましい」と述べた。

またE&P企業の回答者の1人は「戦争の問題は先物市場に影響を与える。現在、消費者向け燃料供給におけるボトルネックは製油能力だ」と指摘した。

調査は9月16日から24日にかけて実施され、125社のエネルギー企業が回答した。このうち83社がE&P企業、42社が油田サービス企業だった。

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