[ワシントン 30日 ロイター] - 11月の米上院選に立候補しているケン・パクストン氏が献金者の集まりで、トランプ大統領が中間選挙に向けて開いた党大会が自身や他の共和党候補に悪影響を及ぼしたと述べたことが分かった。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が30日、パクストン氏と出席者の音声記録を基に報じた。
パクストン氏はトランプ氏の支持を受け、 テキサス州の共和党予備選で4期目のジョン・コーニン上院議員を破った。NYTによると、パクストン氏は24日、保守派の献金者やロビイストによる非公開の集まりで発言した。ロイターは音声記録を独自に検証していない。
音声記録では、誰かがパクストン氏に「彼が少し足かせになっていると感じるか」と尋ねている。質問者は誰について尋ねているか明確に示しておらず、この部分の音声はパクストン氏の返答よりも不明瞭だった。
パクストン氏は「率直に言って、あの党大会を開いた時に支持率は下がった。皆の支持率が下がった。今の状況は良くない」と述べた。
トランプ氏は30日、記者団に対し、録音については聞いていないとし、「党大会は素晴らしかったと言える」と述べた。
パクストン氏の上級顧問は「存在しない話をでっち上げるためにNYTが仕立てたでたらめだ」とした上で、パクストン氏がトランプ氏による今週のテキサス州訪問を楽しみにしていると述べた。
トランプ氏は5月にパクストン氏への支持を表明し、その後も同氏を称賛してきた。共和党が上院で僅差の過半数維持を目指す中、パクストン氏は11月の本選で民主党の新星、ジェームズ・タラリコ州下院議員と対決する。独立系の世論調査では接戦となっている。