Arathy Somasekhar

[ヒューストン 29日 ロイター] - 米国時間の原油先物は2%超下落して取引を終えた。中東からの原油輸出が回復する兆しに投資家の目が向いた。ただ、米国とイスラエルによるイラン攻撃で供給が混乱するとの懸念が根強く、月間では上昇する見通し。

北海ブレント先物の清算値は1バレル=102.59ドルと、前日比2.69ドル(2.6%)安。米WTI先物は同3.22ドル(3.5%)安の89.38ドル。

月間ではブレントが約13%、WTIが約4%の上昇となる見込み。

BOKフィナンシャルのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「サウジアラビアの東西パイプラインの流量が回復したとのニュースを受け、原油先物は今朝から下押し圧力を受けている。米国とイランの交渉も続いており、隔たりは大きいようだが、双方とも出口を探っている。中東を通る原油量が増えるほど、イランの交渉力は弱まる」と述べた。

サウジアラビアが、東西パイプライン復旧を受けて西部の紅海沿岸のヤンブー港での原油タンカーへの積み出しを再開した。業界筋と海運データから明らかになった。

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