[29日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は29日、インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の目標を5年半にわたって上回り続ける状況を容認するのは「火遊び」だとし、FRBは長期的な影響を及ぼす供給ショックへの対応が必要になる可能性があるとの考えを示した。
グールズビー総裁は「好ましくない状況だが、こうした持続的なショックへの対応を検討しなければならないと考えている」と語った。
その上で、政策金利見通しについて自身はFRB当局者の中でも比較的楽観的な見方を持っていると言及。ただ、利下げに踏み切る前に、インフレ率が低下に向かっていることや、一時的とみられていた要因が実際に解消しつつあることを示す証拠を確認する必要があると述べた。
FRBは9月15─16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定。決定は全会一致で、利上げは2023年7月以来、3年2カ月ぶりだった。グールズビー総裁は今年のFOMCで投票権を持っていない。