[ワシントン 29日 ロイター] - ロシアのドミトリエフ大統領特別代表は28日に訪問先の米国で米政府当局者と会談し、ロシア・ウクライナ戦争の平和的な解決のほか、戦争終結後の米ロのエネルギー分野での取り組みの可能性などについて協議した。米当局者が29日、明らかにした。協議は「建設的」だったとしている。
ドミトリエフ氏はロシア政府系ファンド「ロシア直接投資基金(RDIF)」の総裁を務めている。今回の訪米はトランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が先週ニューヨークで会談した後に実現した。ゼレンスキー氏は会談後、エネルギー関連施設を対象とする停戦の可能性について協議したと明らかにしていた。
米当局者は、ドミトリエフ氏は「ロシア・ウクライナ戦争の平和的解決、戦争終結後の米ロのエネルギー分野における取り組みの可能性について、建設的な協議を継続するため」ワシントンを訪問したと説明。複数の関係筋によると、ドミトリエフ氏はワシントン滞在中に財務省のほか、エネルギー省の関係者と会談した。
今月初めには、米国のウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏がロシアを訪問し、モスクワでプーチン大統領と会談している。