[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.60%(396円35銭)安の6万5481円27銭で取引を終えた。前日の米国株式市場の下落が嫌気されたが、全体的に中間期末最終日を控えて見送りムードが強かった。原油高や金利上昇が懸念される中、一時1.79%(1178円13銭)安の6万4699円49銭に下落し今月18日以来の6万5000円割れとなったが、引けにかけて急速に戻し、配当権利落ち分を考慮すると実質的には小幅安となった。

原油価格と金利上昇から前日の米国株式市場が軟化したことが嫌気される一方、中間期末を控えることから見送りムードが強く、終始軟調な動きを余儀なくされた。

ただ、東証プライム市場の騰落数で値下がり銘柄の割合が9割近くに達する中でも、日経平均とTOPIXの下落率はともに1%台で推移するなど「全体として崩れた印象はなく、薄く広く売られた格好」(国内証券ストラテジスト)という。

市場筋の試算では、この日の配当権利落ち分は約383円で、それを除けば目立った下げ要因は見当たらないとの指摘がある。売り買いともに商いは閑散だった。

市場では「中間期末を意識しているため、見送り気分が強まったようだ。月が替わって年度後半に入ると、新規資金の流入が期待されるが、配当取りも一巡した今日と明日は商いが低調になるのもやむを得ないのではないか」(SBI証券・投資情報部長の鈴木英之氏)との声が聞かれた。

TOPIXは1.72%安の4041.13ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.73%安の2083.93ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆3224億0800万円だった。

東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。

個別では、ソフトバンクグループが軟調。半導体関連株では、アドバンテストが安い一方、レーザーテックがしっかりとなるなど高安まちまちとなった。このほか、ファーストリテイリングが上昇した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し、0.85%(6.73ポイント)安の784.74ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが170銘柄(10%)、値下がりは1318銘柄(85%)、変わらずは21銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 65481.27 -396.35 65557.99 64,699.49─65,805.08

TOPIX 4041.13 -70.87 4065.17 4,024.55─4,080.59

プライム指数 2083.93 -36.67 2095.11 2,075.61─2,103.83

スタンダード指数 1715.53 -17.65 1723.21 1,711.42─1,723.30

グロース指数 1003.38 -8.21 1008.26 996.31─1,008.70

グロース250指 784.74 -6.73 788.83 778.82─789.29

数

東証出来高(万株 244155 東証売買代金(億 73224.08

) 円)

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。