Milana Vinn Echo Wang

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 韓国半導体大手SKハイニックスの米子会社ソリダイムが、早ければ2027年にも新規株式公開(IPO)を実施する方向で検討していることが分かった。評価額は最大1500億ドルに達する可能性があるという。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。実現すれば、半導体業界で過去最大級のIPOの一つとなる。

関係者によると、ソリダイムは今週、IPOの主幹事を巡って競合する複数の投資銀行とピッチミーティングを開いた。「ベイクオフ」と呼ばれるこのプロセスは、IPOに向けた具体的な一歩となる。

関係者によれば、同社はIPOで150億ドルを調達する可能性がある。案件の規模や時期など計画はなお初期段階にあり、市場環境次第で変わる可能性があるとしている。

ソリダイムはコメントを控えた。SKハイニックスは声明で「ソリダイムは事業競争力を強化するためのさまざまな選択肢を検討しているが、現時点で具体的な計画は決まっていない」と述べた。

最大1500億ドルの評価額は、近年の半導体IPOを大幅に上回る規模となる。英半導体設計大手アーム・ホールディングスは23年IPO時の評価額が約540億ドル、米セレブラス・システムズは26年IPO時の希薄化後ベースの評価額が約560億ドルだった。

ソリダイムはカリフォルニア州に拠点を置き、NAND型フラッシュメモリーおよびソリッドステートドライブ(SSD)を手がける。

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