Oliver Denzer James Mackenzie

[シュウェリン/ベルリン(ドイツ) 20日 ロイター] - ドイツ北東部メクレンブルク・フォアポンメルン州で20日実施された州議会選挙は、反移民などを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第1党となる見通しだ。メルツ首相率いる保守政党にとっては、1949年以降最悪の結果となった。

メルツ氏は出口調査の結果公表後、「大惨事だ」と述べたが、首相として続投し、改革を推進していく意向を示した。選挙の結果が振るわなければ辞任するとの憶測も出ていた。

公共放送ARDの予測によると、AfDの得票率は38.3%となる見込みで、中道左派・社会民主党(SPD)の35.4%を上回った。メルツ氏率いる保守政党は最新の集計時点で4.9%と、州議会での議席獲得に必要な5%の得票率を下回った。

AfDが州レベルで第1党となるのは、東部ザクセン・アンハルト州の州議会選に次いで今月に入り2回目。

一方、首都ベルリン(州と同格)で同日行われた議会選挙では、左派党が得票率25.3%で第1党に浮上、メルツ氏率いる保守政党は19%に転落した。AfDは伝統的にリベラルな同市で16.3%に躍進した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。