Andrea Shalal

[ワシントン 16日 ロイター] - 世界銀行は16日、次期チーフエコノミストにノーベル賞受賞者でシカゴ大学教授のマイケル・クレーマー氏(61)を指名したと発表した。10月1日付で就任する。先月退任したインダーミット・ギル氏の後任となる。

クレーマー氏は世界の貧困緩和に向けた実験的アプローチが評価され、2019年にエスター・デュフロ氏、アビジット・バナジー氏と共にノーベル経済学賞を受賞した。

クレーマー氏は、緻密な研究に基づき現実の問題に革新的な解決策を編み出すことで知られる。これまでに小規模農家を支援するプログラムや、数百万人にワクチン接種や学校保健プログラムを届ける取り組みを立ち上げてきた。

バンガ世銀総裁は声明文で「マイケルはキャリアを通じて、開発において何が効果的かを特定するだけでなく、それを大規模に実証してきた。まさにわれわれが必要とする発想だ」と述べた。

さらに「世界が最も緊急性の高い開発課題に対して大胆な解決策を必要としている時に、彼はわれわれに加わることになる。その課題には、今後10年間で就労年齢に達する12億人超の若者の期待に応える雇用の創出も含まれる」と語った。

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