[上海 16日 ロイター] - 中国・香港株式市場は上昇して引けた。ハイテク株が主導したが、米連邦準備理事会(FRB)の政策決定を控えた慎重姿勢から上値は限られた。
上海総合指数が0.7%高、主力銘柄で構成するCSI300指数も0.7%高となり、4営業日続落後の反発となった。
ハイテク株が上げをけん引し、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は2%高、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は4.1%急伸した。
中国共産党機関紙・人民日報は16日の論評で、人工知能(AI)は「大国の独占物」ではとし、米国は非差別的な開発環境をつくるためリスク管理で中国と協力すべきだと訴えた。
香港市場ではハンセン指数が0.2%小幅上昇し、ハンセンテック指数は0.8%上昇した。
ロイター調査によると、米連邦準備理事会(FRB)は15─16日のFOMCで利上げに踏み切り、2027年3月末までに少なくともあと1回追加利上げを実施すると予想されている。
コメルツ銀行のアナリストはリポートで「重要な問題は、FRBが今回想定される利上げをインフレ抑制の信認を強化するための限定的な調整として提示するのか、それとも広範な引き締めサイクルの始まりとして示すのかだ」と指摘した。