Julia Payne
[ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、カナダを初の「準加盟国」として受け入れる道を開くと述べた。この地位はEUの条約には明記されていない。
欧州議会での一般教書演説で「パートナーシップは欧州にとって戦略的な選択だ。しかし、それは国際的なルールに基づくシステムの亀裂への対応でもある」と説明。「私たちは同じ視点で世界を見つめている。AI(人工知能)から気候変動、北極圏から地政学に至るまで。そして、ウクライナ、防衛、原材料、サプライチェーン(供給網)といった課題において、私たちは団結してきた。しかし何よりも、欧州とカナダは民主主義を信じている」と述べた。
カナダのカーニー首相は13日、カナダはEUとの「独自の同盟」を模索しており、加盟を目指すものではないと述べた。
フォンデアライエン氏はカーニー氏をストラスブールに招待。カーニー氏は17日に演説を行う予定だ。
フォンデアライエン氏はまた、EUとカナダが製造業からAI、重要鉱物、エネルギーに至るまで、幅広い分野で協力していくと表明。「これは他の誰かに敵対しないパートナーシップだ」と付け加えた。トランプ米大統領を刺激しないよう配慮したものとみられる。