[バンジャルマシン(インドネシア) 16日 ロイター] - インドネシアのジャワ海で先週末に発生した船の転覆事故では、依然として129人が行方不明となっている。現場周辺では高波や悪天候が続いて捜索・救助活動が難航しており、不明者の家族の間では絶望と苛立ちが募っている。

「バーゴ・トランスポート8」は乗客乗員243人を乗せ、東ジャワ州スラバヤから南カリマンタン州バンジャルマシンに向かっていたが、13日未明、悪天候のため転覆した。

公式発表によると、16日時点で死者は6人、救助された人は108人、行方不明者は129人で、13日から変わっていない。

バンジャルマシンの救助機関トップ、イ・プトゥ・スダヤナ氏はロイターに対し、16日は船舶6隻に加え、ヘリコプターや航空機を投入し、海面を捜索したと述べた。

現場付近では波の高さが最大2.5メートルに達し、風も強いため、沿岸警備隊と海軍は水中での捜索・救助活動を開始できずにいると説明した。

母を含む家族7人の消息を待つファウジさん(37)は、バンジャルマシンの救助対策本部で捜索状況の報告を待っているが、4日が経過し希望が薄れ始めていると述べた。

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