Fumiya Mizuno

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比438円90銭高の6万3923円00銭と4日ぶりに反発して取引を終えた。日本時間のあす未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表、米連邦準備理事会(FRB)議長会見を控えて模様眺めムードとなり、商いは細り気味となった。ただ、金利上昇が一服したことが好感されたほか、前日までの下げに対する自律的な切り返しの動きもあり、後半は買い優勢の展開。TOPIXは伸び悩む一方、日経平均は高値引けとなった。

15日の米国株式市場で主要3指数が下落したほか、中東情勢の不透明感を背景に原油価格や米長期金利が上昇基調となっていることが、引き続き重しになった。

ただ「日経平均は直近3日間で1800円幅の下げを演じ、突っ込み警戒感も生じていたため、その反動もあり自律反発転じた」(国内証券ストラテジスト)との指摘もあり、中盤から幅広く押し目買いを誘う動きとなった。

それでも、FOMCを前にして模様眺めムードが強い。韓国市場のKOSPI高もあって半導体関連株の一角が買われるなど、終盤にかけて堅調な展開となったものの、一段の上値追いとはならなかった。

市場では「FOMCでの利上げは織り込まれたとされるが、逆の目が出る可能性が十分あるため、見極めたいとのムードが高まった。きょうは同一業種内でも銘柄の高安がまちまちで方向感がまったく感じられない」(SBI証券・投資情報部長の鈴木英之氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.61%高の4061.72ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.61%高の2095.2ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆7075億1500万円だった。

東証33業種では、値上がりは機械や空運、パルプ・紙など17業種、値下がりは保険や銀行、水産・農林など16業種だった。

個別では、アドバンテストはしっかりだが、キオクシアホールディングスはさえないなど主力のAI(人工知能)・半導体関連株は高安まちまち。このほか、日立製作所、信越化学工業は堅調に推移した一方、三菱UFJフィナンシャル・グループは小安かった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.27%安の771.3ポイントと、下落した。

東証プライム市場の騰落数は値上がりが1048銘柄(67%)、値下がりは452銘柄(29%)、変わらずは53銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 63923.00 438.9 63672.1 63,209.92─63,923.00

3

TOPIX 4061.72 24.56 4056.77 4,048.77─4,072.31

プライム指数 2095.20 12.7 2091.21 2,088.79─2,100.54

スタンダード指数 1700.65 3.46 1697.72 1,694.33─1,700.81

グロース指数 986.92 -20.51 1007.54 985.15─1,012.29

グロース250指数 771.30 -17.9 789.26 769.61─793.24

東証出来高(万株) 176909 東証売買代金( 67075.1

億円) 5

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