Hiroko Hamada
[東京 16日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 155.18/155.20 1.1549/1.1551 179.23/179.24
午前9時現在 155.28/155.30 1.1536/1.1538 179.14/179.15
NY午後5時 155.08/155.11 1.1541/1.1544 178.98/179.04
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ横ばいの155円前半で推移している。原油価格の上昇基調を受けてドル買いが進み、午前の取引では一時155円半ばまで上昇した。ただ、日本時間の17日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、次第に様子見ムードも広がった。
朝方155円前半で推移していたドルは一時、155.49円に上昇。原油価格が高止まりする中、先々のインフレを警戒する動きが強まったとの声があった。足元でレジスタンスとして意識されていた155.20―30円台を上抜けたことで、トレンドが上昇に転じたとの見方も聞かれた。
16日付読売新聞は、17日に見込まれる内閣改造で城内実成長戦略相の続投が有力と報じた。内閣改造でリフレ色が薄まるかが市場の注目の一つだったため、既に続投が報じられている片山さつき財務相と併せ、「留任であれば、市場への影響はなさそうだ」(国内銀の為替ディーラー)との声が聞かれた。
午後の取引では狭い値幅での動きが続いた。FOMCの結果公表を控える中で、手掛けにくさも意識された。マネックス証券のチーフ・FXコンサルタント、吉田恒氏はFOMCについて、「利上げを実施しても、見送った場合でも、特に債券市場や株式市場は荒れる可能性がある」と指摘する。仮に利上げを見送った場合は、「ビハインド・ザ・カーブが意識されて長期金利が急騰するリスクがある」と話す。一方、株式市場は利上げを嫌気して売りが出るのではないか、という。
吉田氏は「特に最近の為替相場は一つの材料で過敏に反応する傾向があるので、イベント後の動きに警戒したい」と話した。