[ロンドン 16日 ロイター] - 英国の労働者の6人に1人が業務に活用するため自費で人工知能(AI)を利用しており、その総額は年間約10億ポンド(14億ドル)に上ることが、デロイトが16日公表した「生成AI労働力調査」で分かった。
初めて公表された同調査によると、労働者の3分の2が「チャットGPT」、「クロード」、「ジェミニ」、「コパイロット」といったAIツールを試した経験があり、約4分の1が毎日業務で利用していた。
雇用主が提供するペースを上回る速さで、労働者がAIを導入している実態が浮き彫りになった。
回答者の31%が雇用主に知らせずに生成AIを利用する「シャドーAI」状態にあり、17%は業務のため少なくとも一つの生成AIを自己負担で利用していた。
業務での最も一般的な用途は情報検索、電子メールの下書き、要約の作成で、週平均70分の時短につながっていた。
調査はイプソスがデロイトの委託で2万5000人の労働者を対象に実施した。