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[フランクフルト/ミラノ 15日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトのアンドレア・オルチェル最高経営責任者(CEO)は、ドイツのコメルツ銀行買収に向けた動きを進める中、ベッティナ・オルロップ氏がコメルツ銀行のCEOに留任することを望んでおらず、またドイツ政府が監査役会の二つの席を維持することにも反対している。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。

関係者2人によると、ウニクレディトはコメルツ銀行のイェンス・バイトマン会長の退任も求めている。

ドイツのクリングバイル財務相とオルチェル氏は14日、ウニクレディトによるコメルツ銀行買収計画について会談した。コメルツ銀の支配権を巡って2年間対立してきた両者にとって、転機となる出来事だ。双方とも会談を「建設的だった」と評価した。

ウニクレディトはコメント要請に応じなかった。

コメルツ銀行の広報担当者は経営陣が変更されるとの観測を否定するとともに「コメルツ銀行の経営陣は有効な契約の下で職務を遂行している。監査役会のメンバーは株主総会によって選出されており、戦略面でも完全に一致している」と述べた。

ドイツ財務省は14日に「監査役会の二つのポストを維持したい」と表明した後、それ以上のコメントを差し控えた。

ベルリンで行われた14日の会談で、こうした経営トップの人事や、ドイツ政府が監査役会のポストを維持することに対するウニクレディトの反対姿勢が議題となったかどうかは明らかではない。

クリングバイル氏は15日、記者団に「われわれは現在、コメルツ銀行の監査役会に代表を派遣しており、今後もそうする」と述べた上で「そして当然、適切な時期が来れば、ウニクレディトの取締役会にもわれわれの代表が加わることを期待している」と語った。

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