[ジュネーブ 15日 ロイター] - 国連当局者は15日、コンゴ民主共和国東部におけるエボラ出血熱の抑制に向けた取り組みが成果を上げ始めているとしながらも、流行はなお大規模で、封じ込めには数カ月を要すると強調した。

国連のエボラ担当特別調整官、ジュリアン・ハーネイス氏はジュネーブで記者会見し、「なお致死的で大規模な流行だ。改善している地域もあるが、他の地域では感染者の増加が続いている」と述べた。

世界保健機関(WHO)健康危機プログラムで対応疫学・分析部門を率いるオリビエ・ルポラン氏は、流行が転換点に達したとの報道について問われ、「確信を持ってピークを過ぎたと言うには時期尚早だ」と述べ、「この流行を完全に封じ込めるには何カ月もかかり、大規模な支援が必要になる」と述べた。

コンゴのカンバ保健相は12日、「8月中旬にピークに達して」以降「明るい兆し」が見られ、感染は「徐々に鈍化している」とした上で「全面動員態勢は維持しなければならない」と述べた。

国連当局者は15日、最も被害の深刻なイトゥリ州の一部で改善が見られるものの、2番目に被害の大きい北キブ州、特にブテンボ市では感染者が急速に増加し続けていると指摘した。

ルポラン氏は「過去の経験から、流行は初期の改善兆候を示した後、再び急速に勢いを増すことがあると分かっている」と述べた。

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