Richard Cowan Alexandra Ulmer
[ワシントン 15日 ロイター] - 米議会民主党は今週、トランプ大統領の長男ジュニア氏が今年5月にバハマで開いた結婚祝賀会に関連し、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)が数十万ドルを支払ったとの報道を受けて調査に乗り出した。
米ニュースサイト「プロパブリカ」は、ロシアの実業家で国際ボクシング協会(IBA)会長のウマル・クレムレフ氏が祝賀会の費用を負担したと報じた。クレムレフ氏はロシア政府と密接な関係にあるという。
下院監視・改革委員会の民主党幹部ロバート・ガルシア議員は15日、交流サイト(SNS)に「ロシアのオリガルヒでプーチン氏(ロシア大統領)の友人がなぜ(トランプ)大統領の息子を資金面で支援しているのか。ウマル・クレムレフ氏はバハマでの3日間の結婚祝賀会の資金を出す見返りに何を期待しているのか」と書き込んだ。
民主党上院トップのシューマー院内総務も「極めて腐敗し、極めて堕落しており、われわれの国家安全保障を極めて危うくするものだ」と非難した。
ジュニア氏の代理人はコメントを控えた。同氏の妻は14日、インスタグラムへの投稿で、クレムレフ氏は友人であり「並外れて寛大な結婚祝いの贈り物」を送ってくれたと説明。クレムレフ氏が費用を支払ったのは結婚式そのものではなく、式後の二つのパーティーだと強調した。
クレムレフ氏とIBAはコメント要請に返答していない。
結婚式に出席しなかったトランプ大統領は声明で、自身はクレムレフ氏を知らないとし、今回の結婚式を巡る論争は「大したことではない!」と一蹴した。