Hiroko Hamada
[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に3日続落し、前営業日比0.01%安(8円89銭安)の6万3484円10銭で取引を終えた。前日軟調だったAI(人工知能)・半導体関連株の一角に買い戻しが入ったが、金利の上昇基調が重しだったほか日米の中銀イベントを控えて様子見ムードも広がり、指数の明確な方向感は出にくかった。
日経平均は前営業日比0.48%(302円)安でスタートした後、次第にプラス転換し、前場終盤に0.96%(608円)高まで上昇。前日に大幅安となったソフトバンクグループが大幅上昇し、相場を支えた。電子部品関連銘柄もしっかりだった。
しかし、後場に入ると買いの勢いは弱まり、前営業日終値を挟んで一進一退が続いた。日米の中銀イベントを控え「ポジションを傾けづらい」(国内証券)との声が聞かれた。
いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「例年9月は株価のパフォーマンスがさえないが、アノマリー通りとなっている。特に今年は中東情勢のリスクやAI株の調整も重なり、上値の重い展開が続きそうだ」と指摘する。国内では今週末から連休を控えており、「日経平均は動きが出るとすれば来月以降になるとみている」(及川氏)という。
TOPIXは0.52%安の4037.16ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.52%安の2082.5ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆4384億8200万円だった。東証33業種では、情報・通信、医薬品、サービスなど9業種が値上がり。石油・石炭製品、銀行、証券、商品先物取引など24業種が値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が小幅に続伸し0.49%高の789.20ポイントだった。
個別では、キオクシアホールディングス、村田製作所、太陽誘電などが堅調。一方、アドバンテストやフジクラが下落。銀行株が安くみずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループなどが値下がり。地銀株の下げも目立った。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが800銘柄(51%)、値下がりは685銘柄(44%)、変わらずは68銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 63484.10 -8.89 63190.37 63,067.18
─64,101.00
TOPIX 4037.16 -21.05 4055.11 4,023.64─
4,059.68
プライム市場指数 2082.50 -10.88 2092.08 2,075.54─
2,094.14
スタンダード市場指数 1697.19 +5.11 1692.37 1,689.67─
1,700.78
グロース市場指数 1007.43 +4.40 1004.01 998.46─1,
009.46
グロース250指数 789.20 +3.88 786.31 781.53─79
1.04
東証出来高(万株) 188588 東証売買代金(億 74384.82
円)