Shubham Batra Nikunj Ohri
[ニューデリー 14日 ロイター] - インド政府が14日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.82%上昇し、1月の集計方法変更以来最高となった。ロイター調査によるエコノミスト予想の4.80%上昇をわずかに上回り、前月の4.45%上昇からも加速した。
物価上昇圧力が食品と輸送以外にも広がり、インド準備銀行(中央銀行)が来月にも利上げするとの観測が強まった。
中銀は先月、主要政策金利のレポ金利を5.25%に据え置いたが、前回の金融政策会合議事要旨によると、マルホトラ総裁を含む一部中銀当局者は、インフレが部門を超えて波及した場合には利上げを支持する姿勢を示していた。
格付け会社ICRAのチーフエコノミスト、アディティ・ナヤル氏は「われわれの基本シナリオでは、特にインフレ圧力の全般への拡大を示す根拠があり、かつ原油価格が高水準にとどまる場合、12月会合での利上げの可能性がある」と述べた。ただ、原油価格が高止まりすれば中銀が10月の次回会合で利上げに踏み切る可能性もあるとした。
前回の利上げは23年2月だった。
HDFC銀行のプリンシパルエコノミスト、サクシ・グプタ氏によると、変動の大きい食品・燃料を除くコアインフレ率は4.2%で、7月の3.86%から上昇した。