Courtney Rozen

[ワシントン 14日 ロイター] - サンダース米上院議員と保守派のポッドキャスターであるスティーブ・バノン氏は15日の集会で、人工知能(AI)技術への懸念から、AIシステムの規制を訴える予定だ。長年の政敵同士だった2人がAI規制で手を組むことになる。

両氏は15日にワシントンで同じ集会に参加し、講演を予定している。

先週、AI開発企業の米アンソロピックの研究者ジェイコブ・コクソン氏が退社を表明し、「AIを構築している人々は、AIが今後10年以内に全人類を殺す可能性があると本気で信じている」と述べたことで、AIの潜在的脅威への警戒感が高まった。週末に業界大手企業のトップ数名がAI技術の開発ペースを緩めるよう求め、14日には世界中でAI関連株が下落した。

トランプ米大統領の長年の盟友であるバノン氏は、AIの監督に関するトランプ氏の対応を批判している。バノン氏は14日のポッドキャストで、各州がAI技術に関する独自規則を施行することを禁止する法律を連邦議会は可決すべきではないと述べた。

トランプ氏は14日、AIの悪用を巡り業界幹部らが週末に懸念を表明したことについて、米国にはすでにAI企業を規制し、法的責任を追及するための枠組みが整っていると主張した。

イベント主催者によると、サンダース氏とバノン氏に加え、全米労働総同盟・産業別組合会議(AFL-CIO)会長と全米福音派協会(NAE)会長も登壇し、演説を行う予定だ。AFL-CIOは米国最大の労働組合連合である。

サンダース氏は、下院の進歩派議員グレッグ・カサー氏と共に、政府がAI技術を監督する新たな機関を設立するまで、「米国政府を転覆させたり、その基盤を揺るがしたりする」能力を持つAIツールの開発を停止させる法案を米国が可決するよう求めている。カサー氏とサンダース氏は、具体的な内容については明らかにしていない。

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