[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)のモイニハン最高経営責任者(CEO)は14日、第3・四半期の投資銀行業務の手数料が少なくとも10%減少する一方、セールス・アンド・トレーディング部門の収益は横ばいになるとの見通しを示した。バークレイズ主催の金融関連の会合で語った。
この発言を受け、BofAの株価は下げ幅を広げ、5%以上下落した。S&P 500銀行指数は2%超下落した。
モイニハン氏によると、第3・四半期の投資銀行部門の収益が16億─18億ドルとなり、前年同期の20億ドルから減少する見通しだ。
同氏は「投資銀行業務全般において、市場は概ね10%程度縮小している」とし、「以前は活発だった一部の事業では、現在のポジションが縮小しているため、当社の収益はそれよりも若干大きく減少するだろう」と語った。
モイニハン氏は、第3・四半期のセールス・アンド・トレーディング部門の収益について、昨年第3・四半期の54億ドルからほぼ横ばいになると予想した。
同氏は、取引のパイプラインは依然として堅調だが、金利が上昇すれば、資金調達需要の一部が鈍化する可能性があると警告した。
世界の証券会社は、米連邦準備理事会(FRB)が今年中に利上げを行うと予想している。
モイニハン氏は、消費者は依然として支出を続けており、信用の質は「長い間見られなかったほど」良好だと指摘。「米経済の基礎的状況については、非常に手応えを感じている」と語った。