Noriyuki Hirata

[東京 14日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 154.02/154.03 1.1569/1.1570 178.20/178.21

午前9時現在 153.41/153.43 1.1593/1.1595 177.86/177.87

NY午後5時 153.54/153.55 1.1598/1.1602 178.03/178.08

午後3時のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の154円付近だった。日米の中央銀行による金融政策決定会合を週後半に控える中、手掛けにくさが意識され方向感を欠いた。米8月消費者物価指数(CPI)は9月の米利上げ観測を高める結果となった一方、日米当局者の円安是正意向への警戒は根強く、上値は重かった。

ドルは朝方の153円半ばからは小幅に上昇したが、その後は方向感なく横ばいで推移した。為替市場では「金利市場が織り込むほどには米国の9月利上げへの期待は強くないのではないか」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリスト)との見方が聞かれる。

米CPIを受けてCMEのフェドウオッチでは9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利​上げの確率が9割近くに上昇した。一方、トランプ米大統領が13日、米国は世界で最も金利が低い国であるべきだとの主張を繰り返したことが伝わっており「米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長が素直に利上げに動くかは一抹の不安も残る」(神田氏)との声があった。

投機筋が前週、2月末以来で初めて円の買い越しに転換したこ​とが最新のデータ(8日時点)で分かった。円の​買い越しは1万0796枚と、9万2227枚の売り越しだった前の週から買い越しに転換した 。

市場で‌は円のポジションが中立化され、円キャリーの巻き戻しがいったん終了したとの見方が聞かれた。日銀の9月会合での利上げは、ほぼ既定路線でもある。一方、ベセント米財務長官が今月はじめ、日本のリフレ的な政策に否定的な見方を示したことは、引き続きドル/円の上値抑制要因として意識されている。

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