Bo Erickson

[ドンベッグ(アイルランド)13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、ロシアのディーゼルエンジン用燃料インフラに対する攻撃を停止するように要求した。トランプ氏はこうした攻撃が燃料不足を引き起こしており、「世界に打撃を与えている」と主張した。

トランプ氏はアイルランド西部の一族が所有するゴルフコースで開催されている大会「アイリッシュ・オープン」を訪れた際、記者団に「ゼレンスキー氏は1つやらなければならないことがある。それはロシアのディーゼル用燃料の生産を妨害するのをやめることだ」と語った。

その上で「私たちはゼレンスキー氏とこの件について話し合った。他にも標的はたくさんある。ディーゼル用燃料を攻撃してはならない。それは世界に打撃を与えている」とし、世界的な供給不足は「中東のせいではなく、ロシアとウクライナで起きている事態によるものだ」との持論を展開した。

ウクライナはこの数カ月、ロシアの石油精製所に対する長距離のドローン(無人機)攻撃を続けている。ロシアの燃料生産量が減ったことで、国内各地で燃料不足が起きている。

これに対し、ロシアにエネルギーインフラを攻撃されているウクライナは、製油所を正当な軍事目標と主張している。

価格追跡サイト「ガスバディー」によると、トラックと列車、船舶、農業機械などに使用されるディーゼル用燃料の全米平均価格は10日に1ガロン当たり6ドルを初めて突破した。

戦闘の影響を受けてロシア政府が2026年の石油生産量予測を17年ぶりの低水準に下方修正し、26、27両年の燃料輸出予測も下方修正したことがロイターの確認した政府案で判明した。

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