Mohammed Ghobari Nayera Abdallah
[アデン/ドバイ 13日 ロイター] - 中東情勢が緊迫化する中、13日にサウジアラビアとホルムズ海峡の船舶への新たな攻撃があり、一段と緊張が高まった。
英海事機関(UKMTO)は13日、ホルムズ海峡を航行中の船舶が飛翔体に被弾し、火災が発生して乗組員が退避を余儀なくされたと発表した。一方、イランは同国沖で攻撃を受けたイランの商船で1人が死亡、乗組員4人が負傷したと明らかにした。
サウジアラビアでは、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による最新の越境攻撃とされる南部ジャザン州での攻撃で住宅やモスクが被害を受けた様子を映した映像を国営メディアが公開した。フーシ派はこれとは別に、隣接する州にあるサウジの軍事基地を攻撃したと主張した。
サウジ南部の都市では先週から警報が相次いでおり、11日にはドローン(無人機)攻撃を受けてホルムズ海峡の輸送停滞を回避する代替ルートの役割を果たしてきた東西石油パイプラインの稼働を停止した。
石油トレーダーは、世界最大の原油輸出国であるサウジからの供給を脅かす週末の展開を受け、14日の市場再開時に原油価格が再び上昇するとの見方を示している。