「道路側の低位置センサで継続的にデータを取得できれば、車間距離の把握や路面の損傷状態の検知など、道路管理者向けの維持管理・点検ソリューションとしての活用も可能になります。もちろん照明と同様に、従来方式のセンサの設置作業に伴う高所作業や車両規制も緩和できるため、工事の安全性向上や省力化など、道路管理コストの低減にも貢献できると考えています」

今回の実証実験では、低位置センサ一体型照明のポテンシャルの一端が証明された
パナソニックEWでは低位置センサ一体型照明の本格的な社会実装に向け、さらなる実証実験による効果検証の深掘りに加え、今後は国土交通省や道路管理者などへの仕様化の提案も進めていく。具体的には、まず合流部やカーブなどの自動運転にとって要所となる箇所からトライアル的に社会実装を開始。その後は自動運転車両の普及に合わせて幹線道路を中心に対象エリアを拡大し、2030年代の本格的な社会実装を目指すという。
単に夜間の道路を明るく照らす「照明器具」から、光とセンサと通信で安全な移動を支える「次世代の道路デジタルインフラ」へ──。パナソニックとT2の共創による路車協調の技術革新が、日本の自動運転社会と物流の未来を照らし出す。

車両側の技術開発と道路インフラの進化。日本において自動運転の普及を加速させるためには、両者の共創と発展が不可欠となる
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