トランプ米政権が、金などベネズエラの鉱物資源へのアクセス拡大を模索している。権益確保で先月合意した石油以外の資源にも支配と影響力を広げることを目指す。事情に詳しい3人の関係者が匿名を条件に明らかにした。

関係者によると、この取り組みが実現すれば、ベネズエラの鉱業部門が米国からの投資に開かれ、米企業は石油だけでなく、国家安全保障上重要な鉱物資源も確保できるようになる。

また、1月に米軍の急襲作戦でマドゥロ大統領が拘束されて以降、ベネズエラの資源を米国の戦略的・経済的利益とより密接に結びつけようとするトランプ大統領の取り組みを拡大するものとなる。

関係者によると、政権はベネズエラの鉱業部門への米国の関与を強めるため、重要鉱物に焦点を当てた大統領令発出を含め、幅広い措置を検討している。米政府高官はまた、ベネズエラの鉱業部門への投資や参画への関心を打診するため、企業と会合を持っているという。

関係者の1人で、ベネズエラを巡って政権と会合した重要鉱物企業のある幹部は「われわれは皆、石油の状況を注視しており、重要鉱物についても並行した動きがあり得ると認識している」と述べた。

[ロイター]
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