David Shepardson
[ワシントン 8日 ロイター] - 米トランプ政権は8日、自動車大手フォード・モーター による中国企業との事業提携について、深刻な国家安全保障上の懸念を招くとして強く非難した。
ダフィー運輸長官はフォードのジム・ファーリー最高経営責任者(CEO)宛ての書簡で、フォードと中国の車載電池大手・寧徳時代新能源科技(CATL) との提携について、CATLからライセンス供与を受けた技術への依存に運輸省が「深く憂慮している」と述べた。
スペインで展開する中国自動車メーカー吉利汽車 との合弁事業については「戦略的ライバルが西側市場で重要な足場を築くのを助長している」との認識を示したほか、電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD) とのハイブリッド車向け部品を巡る継続的な協議について、「補助金を受けた外国技術をフォードの中核サプライチェーンにさらに深く組み込む恐れがある」と警鐘を鳴らした。
また、一部車種の生産を中国から米国へ2030年まで移管しないとするフォードの方針についても、容認できない期間の中国製造への依存を招くことになると批判した。