次世代技術・製造業投資

インドでは従来型のインフラ投資が引き続き力強い一方で、政府はデータセンター、半導体、高度製造業への投資誘導を一段と強化している。グーグルやアマゾン・ドット・コムなど世界の大手テクノロジー企業は、今後5年間でインドのデータセンター分野に総額400億ドル超を投資する計画を発表した。

航空宇宙・防衛分野でもこうした野心が表れており、インド企業や政府機関は、国産ロケット技術や航空機エンジン技術の開発成果を相次いで公表している。

シティが分析したデータでは、上場インド企業の設備投資は26年3月までの1年で前年比11%増加し、前期の8%増からさらに伸びが加速した。シティは「前年度の景気刺激策による需要の見通し、潤沢な資金供給、低金利、健全な企業財務、そして高水準の設備稼働率」が追い風になるとして、投資回復が本年度まで継続すると予想する。

別の経済団体、PHDCCIのラジーブ・ジュネジャ会長は「投資拡大の構造的要因が強まりつつあることを示す材料は数多い。企業のバランスシートは、前回の投資低迷期だった10年前と比べてはるかに健全になっている」と語った。

[ロイター]
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