Andrew Gray
[ヌーク 6日 ロイター] - 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は7日、デンマーク自治領グリーンランドへの投資拡大と政治的関係の強化を打ち出す見通し。グリーンランドを巡っては、トランプ米大統領が米国に帰属すべきだと繰り返し主張しているが、デンマークとグリーンランドは強く拒絶している。
フォンデアライエン氏は6日、2日間の日程でグリーンランド入りした。デンマーク、グリーンランドへの支持を示す狙いがある。
フォンデアライエン氏は、グリーンランドの重要鉱物、衛星通信、再生可能エネルギーなどの分野に投資する計画を発表する見通し。
フォンデアライエン氏は6日、首都ヌークで、投資規模は「相当なもの」になると述べたが、詳細には触れなかった。グリーンランド自治政府のニールセン首相は、EUとの「緊密な友情と良好なパートナーシップ」を発展させたいと語った。
氷の融解によって新たな海運ルートが開かれ、豊富な鉱物資源へのアクセスが容易になる中、米国、ロシア、中国、欧州といった主要国・地域にとって北極圏の地政学的重要性が高まっている。