[4日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは4日、ポルトガルのソブリン格付けを「A」から「Aプラス」に引き上げた。過去1年で2回目の格上げで、財政の改善と政府債務の減少を理由に挙げた。見通しは「安定的」に据え置いた。
フィッチは声明で「慎重な政策運営、財政実績の相次ぐ予想超え、持続的な経常黒字が、経済の強靱性とショック吸収能力を高めた」と指摘した。
ポルトガル財務省は声明で、格上げはポルトガル経済に対する国際投資家の信頼を示すものだと述べた。
フィッチは、ポルトガルの一般政府債務が基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字と緩やかな名目成長に支えられ、対国内総生産(GDP)比で2025年の89.7%から26年に87%、28年には82.9%に低下すると予想している。