[ブラジリア 31日 ロイター] - ブラジル政府が31日に議会に提出した2027年予算法案で、22年以来となる基礎的財政収支(プライマリーバランス)の実質的黒字化が見込まれていることが分かった。市場では引き続き財政赤字と公的債務の膨張が予想される中、政府は財政収支が改善に向かっているとの自信を示した形だ。

予算法案では、中央政府の基礎的財政収支の実質黒字が186億レアル(35億9000万ドル)となり、国内総生産(GDP)比で0.13%に相当すると想定されている。これが実現すれば、GDP比0.55%の黒字だった22年以来、初めて中央政府の年間基礎的財政黒字を達成することになる。

一方、中央銀行のエコノミスト調査によると、27年の基礎的財政収支はGDP比0.4%の赤字となる見通しで、均衡に戻るのは30年になるとみられている。

ルラ大統領の現在の任期中、中央政府の実質基礎的財政収支は赤字が続いている。赤字幅はGDP比で23年に2.42%だったのが24年には0.39%まで縮小したが、25年には0.46%に拡大した。政府は26年の赤字をGDP比0.4%と予想する。

予算案は、27年の成長率を2.46%、インフレ率を3.6%と想定している。

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